バルコニー下の天井から雨漏れがする…というお問い合わせがキッカケでした!2024/8/1
今回お問い合わせいただいたお客様の建物は築50年以上の4階建てのビルでした。
3階にバルコニーがあり、2階バルコニー真下の天井から雨漏れをしている状態でした。
まずは、雨漏れの原因を探る所から始めました。
目視だけで雨漏れの原因となりそうなポイントを3箇所以上発見することができました。
次に実際にそのポイント一つ一つにホースで水をかけながら検証していきます。
水をかけて、漏れてた箇所を確認する。をひたすら繰り返し、断定していきます!
(ここの検証が一番労力のかかる仕事です笑)
【1つ目の提案】
雨漏れが疑われた3箇所、全てにそもそも雨が入らないように(かからないように)、壁を作って屋根を作りませんか?という提案。
実際に雨が漏れてきている原因は1箇所として断定しましたが、残りの2箇所は時間の問題かなと…。
それと、建物自体も古いですし、部分的に直すより雨や日差しが当たらないようにすることで、
建物自体の寿命を延ばすことができ、長い目でこれからも大切に使用できるからという想いもあり、提案させていただきました。
【2つ目の提案】
1つ目の提案に加えて、1つの部屋という概念で考えてみませんか?という内容。
1つ目の提案でも雨漏れは十分解消できる、ただバルコニーを便利に使用できるか?というと使えなくはないけど…?という状態でした。
室内側からバルコニーへ行くのに段差は20センチ弱あり、今まで外という概念で使用していたので靴を履き替えないと使用できない状態でした。
そこで、せっかく雨が入らない環境を作るなら部屋としても使用できるように、
床を底上げし、防水工事で仕上げ、窓をつけ、冬でも洗濯物が干せることや、
日向ぼっこをしたりとか、1つのプライベート空間としても利用することもできますよ!という提案です。
悩みに悩まれて(悩ませてしまいすみません…。笑)、【2つ目の提案】でお願いします。
との事でしたので、一つの部屋という概念で工事が始まりました💨
- まずは既存の庇の解体から。
- 床を綺麗にしているところです。
- 足場を組んで普段見えないところを見たことによって発見できたクラックです。
この際にせっかくなのでコーキング工事も提案させていただきました。
- 配管も紫外線で炙られ、さらに停め金具はサビサビで機能していなかった為こちらも新しい物に交換させていただきました。
工事が始まると、目では見えなかった事が段々と見えるようになり、見えるようになった事で色んなことが把握できました。
予想外のことが多々あるのが建築の醍醐味かもしれませんね、、。
何かある度、現状を報告し相談させていただく事が数多く行わる工事でしたが、なんとか完成です‼︎
引き渡しの際、工事を依頼した時の期待を越えられたのかが一番わかる瞬間ですよね。
大変喜んでいただき、嬉しかったです。
ありがとうございました‼︎
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