美しいかたち「シンプル・イズ・ザ・ベスト」家
S様邸(岐阜県高山市)
日常的な暮らしの中で、生き甲斐・働き甲斐をもち、家族がつつがなく暮らせること。
そのために私たちは、日常の周囲や環境にはたとえささやかでも「美しいかたち」が存在して欲しいと願う。
さらに美しさにプラスして物を増やさない、飾りを少なくするなど、簡潔な暮らしも大切にしたい。
こんな思いに対し、住まいはどうあるべきなのか。Sさんご夫婦が大切にしている「シンプル・イズ・ザ・ベスト」の住まいづくりへのご報告です。
【インタビュアー/馳 純】
—— 家を建てようと思ったきっかけは?
この春、保育園に入学した長男のことを考え、できたら同じ校区に新しい土地をと願っていました。
幸い居住しているマンションの目と鼻のそばに土地が見つかり、新築へと思いは一気に膨らみましたね。(笑)
—— 家創りにあたって、どんな事から始めましたか?
予算が潤沢にあれば色々な選択肢があるんですが、限られた土地スペースに更なる希望をのっけますからまずは予算かな。といって「居間は何畳で、寝室は何畳」というような感じだけだと、いい部屋ができる可能性を捨ててしまう様な感じがして、悩んでいたんです。その時シードックさんの「30代で建てる家!オールイン自由設計のCキューブ」と言うプランを見つけ、土地に合った設計プランをベースに、まずは間取りや動線計画から始めました。
—— 建築会社を選ぶまでの経緯。シードックホームへ依頼された経緯を教えて下さい。
昔と違い家にいながらにして色々な情報収集が比較検討できる時代。様々な建設会社の施工例をHPで見比べていたのですが、シードックさんの「Cキューブ」のような具体性をもったプランは他社にはありませんでした。外観が気に入っただけでなく、聞けば設計はフレキシブルに対応してもらえ、さらに私たちが望むシンプルなインテリアも可能だったのですが、なによりも希望する予算でマイホームが手に入れられる事でした・・・。(他社では不可能)
—— 打ち合わせをする中で、シードックホームからの提案やアドバイスで、参考になったことを教えて下さい。
できるかぎり物を増やさない。 使わないときは見えない場所へしっかりと整理しておく。 空間をシンプルに使おうとすると収納スペースが重要になってきます。 階段下の空きスペースを含めた空間の有効活用についてシードックホームさんからアドバイスを頂戴しました。 ダイニングテーブル横のわずかな空きスペースには棚を作ってもらい、今ではi macやi padの最適な場所になっています。(奥様 談)
エコカラットって聞き慣れない商品なんですが、空気をきれいにするデザインタイルなんです。
調湿・吸着機能に優れ、結露、シックハウス、カビ、ダニなど室内の悩みも解消できて、リビングの壁にどうですか?と提案して頂きました。(ご主人 談)
—— 間取りデザインなど、気に入っているところを教えて下さい。
土地の坪数に合わせた設計プラン「Cキューブ」は、施主の希望に対して柔軟性があり、当初の位置から階段を希望する位置へと変えてもらいました。これだと二階へ上がる子どもの姿を、リビング・ダイニングに居ながらにして眺められますし、声かけもできます。動線って大事ですよ。
—— 完成後、ご両親やお友達からの評価はどうでしたか?
土地も含めて希望する金額で抑えられたのですが、それ以上の住まいでしたので、来客された方は一様に驚かれています。
—— 工事を振り返り、シードックホームに依頼して良かったと思った点を教えて下さい。
私も主人もクールでシンプルな空間が好きなのですが、シードックホームさんから提案された空間づくりに、最初は多少なりの温度差がありました。これはデザインに対する好みの違いですから致し方ないことです。テーブルや照明器具は夫婦で名古屋まででかけ探しましたし、調理器具や器などを収納する食器棚はオールスリガラス製のものを探しました。この食器棚は雑多になりがちなキッチンの背景をシンプルにし、見た目もクールで気に入っています。テーブル横のクローゼットのハッチは木目調ではなく、白に塗ってもらい、白で統一された空間がシンプルさを増しました。シードックホームさんはこうしたリクエストを嫌がらず、私たちの好みを尊重してくれましたね。
—— これから工事を始める方へアドバイスをお願いします!
新築現場が裏だったこともあって頻繁に見に行っていましたが、シードックホームさんは、工事の段階毎に大きさや形状、そして色などの確認をされました。(主にクロスや木部関係)
平面図面と実際は違いますし、形になってから見えてくることもある訳です。「それはできない!」と言われたことがなく、希望を伝えればその都度「考えてみましょう」でした。これは非常にありがたかったですね。みなさんも遠慮せず要望をしっかりと伝えることこれが大切です。