細かいところまで具体化する提案が良かったです！
Y様邸(岐阜県飛騨市)
大正10年に建てられた、昔ながらの日本家屋に住んでいらっしゃったＹ様。
建てた時代とはすっかり生活のスタイルが変わった現代、不便を感じ、いつかは家を建て替えたいと常日頃思っていたそうです。
数年前の2度にわたる水害被害や、「50歳を迎える前に建てたい！」という思いをきっかけに、2007年夏、新しい家が完成しました。
【インタビュアー/ 有限会社ムーブ・フォーエイト 鮎飛】
—— ご主人の想い、奥様の想い
地域がら、冬暖かい家にしたいと思っていたＹ様。高気密・高断熱性能や耐震性が高い２×６工法には、早くから目をつけておられました。
またご主人は、人一倍木に対しての愛着があり、自然素材への関心も高い方。
家じゅうの床や腰板にパイン材を使い、壁のほとんども漆喰にされました。
「もともと、北欧の家のパイン材に憧れをもっていたんです。漆喰壁は、汚れにくくて臭いもつきにくい、しかも吸湿性もあると知って、家を建てる時にはぜひ、と思っていました。」
一方奥さまはというと、「昔のつくりの家は廊下がなく、部屋を通り抜けて移動しなければならなかったりと、とにかく動線が長く使い勝手が悪かったので、それが改善されるのを一番望みました。それに、台所と居間が離れていて、いつも私だけ取り残されたような孤独感を感じていたので、家族みんなの顔が見える家を望みました。」と、暮らしの利便性や家族との調和にポイントを置かれていたようです。
—— プロは細かいところまで具体化する
シードックホームからは、これらのご要望を取り入れた提案が届きました。
パイン材や漆喰壁を使うこと、奥さまの動線を計算した間取り、そしておばあちゃんのことを考えた工夫などが盛り込まれていました。
「私たちは照明器具などの器具類を一つ一つ決めるなんてよくわかりません。でもシードックホームさんが各部屋に合ったものを細かく丁寧に選んでくださり、本当に助かりました。」と奥様。
—— 業者は10数社まわりました
実はY様は、シードックホームに決められるまでに、10数社の建築会社をまわられたそうです。
「家の性能がいいのはどこも同じ、その中でも自分に一番合った会社はどこだろう？」心から信頼できる会社を探しました。
シードックホームを選んだ決め手をお訊ねすると、
「家の性能、提案力やデザイン力、トータルでよかったのが決め手です。」とご主人。
奥様にも同じ質問を投げかけると、「シードックホームさんが一番デザインがよかった。主人がシードックホームさんに決めてくれたとき、正直うれしかったですね。」
決定までには、実際にシードックホームで家を建てられたお宅に伺い、お話を聞かれたこともありました。
地域の中でも極寒地に住んでおられるお宅に伺った時、ストーブ１台で家じゅう暖かくなるというお話を聞き、それがとても印象的だったそうです。
—— 想いが詰まった家が完成
そして2007年8月、ついに完成した新居。
玄関に入ると、何ともやわらかな空気を感じます。
「パイン材や、漆喰壁のおかげだと思います」とご主人。
一昔前の新築の家ですと、なんともつんとした臭いがしたものですが、それが全くありません。
内装も、気持ちを落ち着かせてくれるような素敵な色合いです。
窓を開けると風が気持ちよく通り抜け、とても心地よく過ごせそうだと感じました。
ご主人の工夫も随所に見られました。
ふんだんにに使ったパイン材、自分で探し出した収納できる室内用物干し竿、広くとった浴室、使いやすさを考えてコンセントの位置は高めに。
「こんなわがままな要望も、全て聞き入れてくださいました。」と、ご主人が自慢げに話してくれました。
—— 業者さんには、どんなに小さなことも確認
これから家を建てようとしている方にアドバイスをいただきました。
「設計の段階で、業者さんとちゃんと詰めることが大切だと思います。
輸入住宅の場合、発注後の変更がきかないため、より慎重に、納得がいくまで図面の上で詰めていくことが大切です。
また、尺とメートルの感覚的な違いは想像以上に大きいので、これも業者さんと一緒に寸法確認を十分にした方がよいと思います。」
ウッドデッキは全て自作していくというご主人。楽しさが更に増えていきます。
新しい住まいは、家族の新しい幸福を育んでいくことでしょう。
